就活で顔採用はあるか?

顔採用・・・就活の永遠の疑問かもしれません。というか結論として「ある」が答えになるような気もするのですが、本当に顔採用が存在しているのか、そして顔採用をする面接官の心情、開催用を行った企業の末路など、顔採用を取り巻く様々な事情について、僕なりに考えてみたいと思います。

顔採用とはなにか

「顔が良かった人に内定を出すこと」これが顔採用ということで問題ないですね。

ただこれには厳密に言うと3種類あります。

  1. 評価もそこそこ良くて、顔も良かったから文句なしに内定した
  2. 評価は悪かったけど顔が良かったから加点した結果、内定ラインを超えた
  3. 評価は最悪だし顔の加点を加えても内定ラインに到底達しないけど、なぜか内定した

1は顔採用とは呼べないかもしれません。友達からは「お前顔採用だろ」といじられるかもしれませんが、実力が伴っている顔採用は今回の議論からは外したいと思います。顔が良くなかったとしてもきっと内定してるでしょうし。

ということで今回は2と3のケースを顔採用と定義して、話を進めていきます。

顔の評価だけで加点し、内定させることはあるか

ある。多少の個人差があるとしても、一般的にはこれが結論でしょう。

面接官も人間で、相手の顔を見てその学生が自社に入社し、活躍してくれるかどうかを判断するのが仕事です。「仕事ができそうな見た目をしているか」「取引先に気に入られそうな見た目をしているか」という点も重要ですし、それと同時に「この学生と一緒に働きたいか」「この学生が入社して自分の部下になったとして、仕事がやりやすいか」といった判断軸でも評価を下すことがあります。

この時点で、顔採用があることはほぼ確定です。これは事実としてそうなので、一般的に顔が良い人はラッキーですし、顔が良くない人は少しアンラッキーです。人間が人間に評価を下している以上、これは避けられない事実です。

アナウンサーが分かりやすいですよね。顔採用以外の何物でもありません。あとはホテルや会社のオフィスビルの受付、キャビンアテンダントなども、顔採用がきっと行われています。これらは避けられない事実ですが、決してズルいとか顔が良いから苦労しなくていいなとか、そういうことではありません。

顔採用が当たり前の業種は、顔+アルファが求められる

女子アナ採用の特集番組をテレビで見ていましたが、受ける学生は皆さん美人でレベルが高すぎました。ミスコンとか読者モデルとか、そんなのばっかり。だけど、女子アナの場合は顔が良いのは当たり前で、スタートラインに立ったに過ぎません。スタートラインに立っている人だけで、採用人数の100倍以上いますので、顔+アルファのアピールができないと内定を取ることはできません。

語学力とか、プレゼンテーション能力とか、あとはキャラクターの強さなど。一応原稿を読むテストもあるそうです。顔だけじゃ仕事ができないのは当然ですし、テレビ局側も「この女子アナ顔採用で採用したな」と思われたくはないでしょうから、しっかりと評価をして、まさに才色兼備の学生を絞り込んでいるようです。

このように顔採用が当たり前の業種はそれ以上のことが求められます。つまりこれって、顔だけで採用しているとは言えませんから、個人的には顔採用とは呼びたくありません。

顔採用があると理解した上で、あなたにできること

顔が良い学生

顔や見た目が優れているという自負がある学生は、遠慮することなくその見た目で勝負できる業種を受けてみてください。アナウンサー、キャビンアテンダント、高級ホテルスタッフなど、そこには一般人では土俵にすら立つことができない特別な世界が広がっています。エントリーするだけなら無料ですので、是非チャレンジしてみてください。

もし履歴書で写真を送って通過率が半分以下なら、写真写りが相当悪い可能性がありますので、スタジオへ行って取り直してきましょう。それでも落とされ続ける、あるいは一次面接で落とされまくってしまうという場合は、顔が優れているという自負は間違っている可能性がありますので、気持ちを改めていきましょう。顔採用当たり前の企業を受けることで、自分の顔面偏差値が分かるという効能もありますね。

それでも落とされてしまった、もしくはそんな特別な世界よりもやりたい仕事があるという場合は、自分が受けたい他の業種を受けていきましょう。おそらく、あなたには加点があります。アナウンサー採用では落とされまくった人が、メーカーや商社を受けたらアッサリ内定が出るというのは、決して珍しい話ではありません。特別にチャンスが与えられているからこそ勝負してほしいと僕は思いますが、そうではない企業に入社して自分らしく働くというのも素晴らしいキャリアプランです。

顔が良いとは決して言えない学生

続いて、顔や見た目が優れているとは思えない学生へのアドバイスですが、顔採用当たり前の企業はまず避けて、それ以外の企業を中心に就活を進めましょう。そして、顔や見た目で勝負できないということは、その他の部分で勝負するしかあなたに道はありません。徹底的に準備した自己PR、企業のことを知り尽くした志望動機、流れるように言葉を発せられるように繰り返した面接練習など、地道な努力で勝負しましょう。

ですが世界は残酷です。地道な努力を続けてきたあなたも、実力ではあなたが勝っているのに「顔が良かったから」「俺の好みだったから」というなんとも理不尽な理由で落とされます。ですが、それもあらかじめ十分理解しているあなたは、リスクヘッジを行うために数多くの企業を受け、落とされたときのダメージが少なくなるようにしておきます。あなたにできることは、地道な努力と多くの企業を受けるリスクヘッジ。これしかありません。こうして、顔採用ではなく実力で勝負できる企業から評価を得て、内定を獲得するのです。

顔採用は存在しています。これは揺るぎない事実です。

この事実を踏まえて、自分がやるべきことをしっかりと考えて、乗り越えていくしかないのです。

東京駅のドトールで聞いたことがあります。ある企業に落とされた就活生が「あの会社絶対顔採用だよ」と嘆いていました。「うん、きっとそうだね。それで?」と僕が急に話しかけたかどうかはさておき、顔採用で落とされて凹んだところで、あなたの顔が良くなるわけではありません。それに、本当に顔だけで落とされたと言えますか?顔以外の自己PRとか志望動機もぐちゃぐちゃだったのに、落とされた腹いせに顔採用のせいだと言っているだけではないですか?そうなのだとしたら、「あの会社絶対顔採用だよ」なんてクソダサい言い訳を言うのは不幸になるだけなので今すぐやめて、その事実を踏まえてあなたにできることを冷静に考えていきましょう。

顔で勝負できないんだろ?じゃあ他で勝負するしかないじゃん。

番外編:Kは顔採用で内定した?

まず興味もわかないこの議論ですが、多分この可能性は限りなく低いです。というのも僕の顔レベルは高く見積もっても中の中です。Twitterアイコンでもなんとなくわかるし、セミナーとかで顔も出しているので見たことある人は納得でしょう。少なくとも上レベルのイケメンとは程遠い顔です。そうじゃなかったらもっとモテてるわマジで。何の遠慮もなく、絶対にイケメンではありません。

というかむしろ僕は、「顔以外のポイントで評価をもらって内定を獲得することができた」という自信があります。しっかり就活を分析してアピールすべきポイントを熟知した上で面接に挑んでいましたから。

だけど、じゃあ僕が下の下、もしくは下の中の顔だったとして、同じ面接を繰り広げたとして本当内定できたのか?と考えると少し答えは難しいです。僕は身長182cmあってバスケでインサイドやってたしガタイは良い方で、アピール内容も比較的ガツガツしたアピールでした。「君は営業配属でもやっていけそうだよね」と言われたこともあります。そんな僕の顔が少しナヨっとしたような、たとえばドラえもんの「のび太」のような顔だったとしたら、アピールは半減したと思います。半減というか、「話している内容と顔のバランスが悪い」ということになると思います。そういう意味でガツガツアピールに適した顔ではありましたが、イケメンというわけではありません。

つまり僕は、顔つきやガタイを見られて「ガッツありそうだな」「ちゃんと仕事できそうだな」と評価された可能性はかなり高いですが、「イケメンだからぜひ採用したい」と思われた可能性はゼロです。

何の分析なんだこれ

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ABOUTこの記事をかいた人

新潟県出身。筑波大学で情報工学専攻。就活時には、徹底的なES・面接対策により大手企業4社内定。残業が少なく福利厚生の充実した大手企業で働きながら、就活アドバイザーとして学生向けの情報配信や、個別指導を実施し、成功者多数。徹底的な事前準備と確率論的なアプローチによって高い内定率を実現している。