どうも、就活アドバイザーのKです。
就活を成功した2012年のことは一生忘れられない
僕が、就活生の全員に祈っていることがあります。
それは
「今年を就活を成功させた素晴らしい1年にしてほしい」
ということです。
僕が就活を行った2012年は、人生においても決して忘れることのできない1年にすることができ
もちろん1年間の中でいろんな出来事はありましたが、何よりも「就活を成功させて、人生を軌道に乗せることができた」という、何にもかえられない素晴らしい経験をすることができたからです。
今でも、当時のことははっきりと覚えています。少し振り返ってみましょう。
2月に気がついた誰もが知るべき「就活の本質」とは
年末年始は実家にパソコンを持ち帰って一生懸命エントリーシートを書いていました。
「そんなに簡単に内定がもらえるほど甘くない。もっとだそう、もっとだそう」と貪欲に頑張っていました。
だけど1月末頃です。僕は、重要な事実に気づいてしまいました。
ちょうどその頃は、5社ほど面接を受けて、全落ちしていたときのことです。受けても受けても落とされる。ここならいけるんじゃないか?と難しくなさそうな企業でも落とされる。
そうかそういうことか。
「いくらESが通過しても、面接を得意にならないと内定もらえないのか・・・」
この就活の仕組に気がつくまでには相当な時間がかかりました。
当時の僕は、文章はそこまで下手ではなかったのと、自分の学部の内容に一致した企業ばかり受けていたのでESで落とされるということはほとんどありませんでした。
つまり、ESを出せばほぼ確実に面接には進めます。
ここだけ見ればとても順調ですよね。出したESがほぼ通過するんですから。
ですが、面接が本当に苦手でした。
まず緊張しやすくて顔が赤くなりやすい性格。人前で自分のアピールをすることがとても苦手でした。
ましてや大学時代に成し遂げたことなんてほとんどないしサークルとバイトを行っ たり来たりしていただけのふつうの大学生。
面接もボロボロでした。
Kの面接の様子(ほとんどそのままです)
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面接官「学生時代に特に力を入れたことは?」
K「サークルの大会で優勝目指して頑張りました!」
「へー、じゃあ優勝するためにどんなこと頑張ったの?」
K「どんなこと・・・そうですね・・・
一生懸命みんなで練習して、朝練もして頑張りましたかね・・・」
「じゃあそこでのKさんの役割は?」
K「一応、副代表をしていて戦術考えたりはしていましたけど・・
「じゃあなんでそのサークルでは優勝目指したの?」
K「それは・・・
「そうじゃないんじゃない?
K「たしかに、
「ていうか理系の学部を出ていて、頑張ったことはサークルなの?
K「そうですねえ(正直に言っちゃう)。
「そっかぁ・・・(めっちゃガッカリしている様子)
K「○○の研究をやってきたので、○○
「それって他の会社でもできるよね?なんでうちなの?
K「えーっと・・・そうですね・・・(
「・・・・・わかりました。以上で終わります」
K「ありがとうございました」
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・・・いかがでしたでしょうか??
誰が見ても落とされそうな面接ですよね!笑
なんかもう、思い出しながら情けなくなってくるのですが本当もう面接で何を話せば評価されるのかその前提すらまったくわからず、的はずれな回答ばかりをしてしまっていたんです。
そもそも技術職で受けてるのにサークルの話題をするとか問題外すぎますよね。笑
だけど、技術系の話に自信がなかったので、仕方がなかったんです。
就活はじめるときに割とがんばって自己分析をやった結果、「僕はサークルの話題が一番強い!」と確信していたので面接でもサークルの話をしたんです。
それってマジでキチガイレベルにおかしい話なんですがたぶんこういう、
- アピールすべきことをせず、意味のないアピールばかりしている
- 企業が褒めてほしいポイントをわからず、
的はずれな志望動機を言う - なんで?なんで?と深堀りされる理由がわからず、
勝手に追い込まれる - 自己PRで何を話せばいいのかわからず、
誰も求めてない話をする - 企業研究の正しいやり方がわからず、質問に答えられない
こういうのって、就活始まって、落ち始めないとわからなかったりするんです。
だから悩みにもならない悩みというか
「就活って自己分析して説明会行ってES書いて、
って勘違いしている人が、就活はじめて3ヶ月くらいして、
就活は軌道修正している暇がなく命取りになる
就活は短期決戦なのでゆっくり軌道修正している暇がありません。しかも一度受けた企業は二度と受けられませんからね。
第一志望が1社目の選考だった人は本当に悲惨です。エントリーしてES出して面接に進んでいきますけど、面接が始まるときにはエントリーから2ヶ月くらい経っていることでしょう。
そこで面接で失敗して「こんな就活じゃダメなんだ」
だから、就活を開始する最初の時点で本質に気がついて、間違った方向に進んでいないかチェックする必要があるということです。
不運なマラソンランナ ーの話
イメージしてもらうために、不運なマラソンランナーの話をしましょう。
とあるランナーは3年連続のマラソン優勝を狙っていました。
集中するために、イヤホンをつけて音楽をかけ、スタート前から自分の世界に浸っていました。
そしてスタート。スタート直後からかなり早いペースで走っていきます。
去年から行ってきたトレーニングの成果が出て、マラソンがスタートしてからずっと独走状態で一位をキープ。
このままいけば優勝間違いなしだ。これで3年連続優勝だ!という感じでとても順調です。
しかしここで、去年僅差で2位だったライバル選手がどこにいるのか気になりだします。
去年から死にものぐるいでトレーニングをしてきたので、レース序盤から2位の選手とはかなり差をつけることができました。ただ、必死で走っていたので、後ろを振り返る余裕がなかったのです。
レース中盤にも差し掛かったので自分の後ろを見てみると、、、
なんと、誰もいません。
「あれ?こんなに差がついているんだっけ?」
急に違和感を感じます。
いくら独走状態とはいっても、見えなくなるほど差がついているという気はしなかったからです。
おかしいな?と思いながらも足を止めるわけには行きませんので走り続けます。
そろそろレースは折返し。
「
そう、一位だと思って走っていたランナーは、スタート直後に急遽案内されたルート変更に集中しすぎていて気がつかず、道を間違えたままずっと走っていたのでした。ローカルな大会なので、先導車もなければ道案内してくれるスタッフもいません。
さあ、気づいたときには時すでに遅し。
正しい道に戻ろうにも、
不運な就活生にならないために
いかがでしたか?
このお話はたとえ話ですが、こういうことがどんな学生にも起こり得るということです。
マラソンならまだいいですが、「一回きりしかないあなたの就活」で起こったらどうしたらいいでしょうか。
就活では、正しいやり方を知らずにスタートしてしまうと、ゴールに向かっていないおかしな道を走り続けることになります。
就活は、「自己分析で出てきた強みのアピール合戦」
こんなことをしていたら、
そうではなく就活は、「各企業が求めている人物が持つ力を考え、「自分にはその力がある」とアピールすることで内定を獲得し、獲得した内定先の中から最高の進路を選択するための活動」です。
そのために、
- 魅力的かつあらゆる企業に対応できる自己PRを作る
- 『この学生は絶対に第一志望だ』
と思わせる志望動機を素早く作る - ESや面接の各質問に瞬時に答える反復練習をする
といったようなことが、就活で行うべき正しい準備のやり方です。
そして最終的には最高の進路を選択することが目的なので、内定は1社よりも2社のほうがいいし、なんなら多ければ多いほど良いです。
こうした就活の正しい準備と、
言うまでもありません。
ただなんとなく就活をスタートするのはやめて、これから自分がどこに進んでいくのか、そのためにどんな準備をすればいいのか。僕のブログでしっかり学んでください。
とりかえしがつかなくなる前に。