【例文あり】面接での自己紹介を緊張せずラクに話せるようになる3つの方法

「それでは自己紹介お願いします」と面接で聞かれて、「あれ?名前と学部だけでいいんだっけ?趣味とか色々話したほうがアピールになるのかな?」と困ったことがある人も多いと思います。

今回は自己紹介、という意外と苦手な人も多いジャンルについてうまい話し方や緊張しない事前準備の方法について解説しようと思います。

自己紹介で話す内容について

結論、自己紹介では「最低限の情報だけを話す」というのがオススメです。

文章が短ければ覚えられるし余計に緊張することもなくなります。ダラダラ話して悪い印象を与えることもないでしょう。

オススメの自己紹介の構成は、以下の4段構成です。

  1. 名前
  2. 出身大学と学部
  3. 頑張ったこと(トピックだけサクッと)
  4. よろしくお願いします。

もう迷ったらこの4段構成でいきましょう。これに沿った例文をお見せします。

例文1
「田中太郎です。○○大学の理工学部所属です。大学では主に物理学の研究と、テニスサークルの活動、あとはショッピングモールでブース呼び込みのアルバイトをしています。本日はよろしくお願いします。」
例文2
「宮田花子です。○○大学の文学部所属です。大学では近代文学専攻で○○についての分析に力を入れており、課外活動としては社会福祉サークルでの地域活動に取り組んでいます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

話す内容ですが、これを言わなくてはいけないという別に答えはありません。「この学生は自己紹介が凄く良かったから採用しよう!」となることも有り得ないでしょう。つまり自己紹介が面接全体に占めるウエイトはとても少ないです。

仮に自己紹介で失敗したとしてもその後の質問回答で挽回することができますし、なんなら自己紹介なんてまともに聞いていないという面接官もいます。それなのに、「大学で取り組んできた学生団体ではNPO法人の方と連携して〜〜〜」とダラダラ喋りだす学生がいますが、そういうのは「後でじっくり聞くから今言われても・・」と思われます。アピールのし過ぎは逆効果なので、例文くらいのサックリ感で良いです。

ですが、ウエイトが少ないからこそできる工夫がありますので、解説していきます。

ポイント1:自己紹介の目的は”質問の誘導”

「頑張ったこと」を入れている理由としては、「名前と大学学部だけ」の2要素のシンプル自己紹介を言うと「え?終わり?」みたいな顔をしてくる嫌らしい面接官がそこそこいるためでもあります。「で?」とか「ん?」とか、睨みつけながら聞いてくるんですよ。意外とこういう人はいます。(体感では2割〜3割くらいいます)

ただね、嫌らしい面接官の気持ちもわからんでもないです。これから学生に質問をしなければいけないのに、名前と大学・学部名だけだとあまりにも情報がなく、質問のしようがありません。「面接の前にエントリーシートや履歴書見ておけよ!」とも思うのですが、面接官は忙しい合間をぬって面接に来てくれていますから、読む暇がまったくないのかもしれません。

なので、頑張ったことをサクッと言うのは「私にはこれについて質問してね!」と面接官を導くガイドの役割を果たします。これは学生にとってもメリットが大きいです。

いきなり予想していない質問をされると困りますよね?その場で履歴書やエントリーシートを見た面接官の場合は、何を聞いたらわからないのでめちゃくちゃトリッキーな質問をしてくる可能性があるんです。

だけど自己紹介で頑張ったことをサクッと伝えておくと、その後でその頑張ったことについて質問をしてくる可能性が増します。だから、自己PRや頑張ったこととして準備している文章へ繋がるようなトピックを用意しましょう。自分が回答しやすい話へ誘導するためにも、頑張ったことのトピックを伝えるのがおすすめです。

以上の自己紹介を実践していただくと、次の流れで面接が進んでいきます。

例文1
学生「田中太郎です。○○大学の理工学部所属です。大学では主に物理学の研究と、テニスサークルの活動、あとはショッピングモールでブース呼び込みのアルバイトをしています。本日はよろしくお願いします。」

面接官「はい、よろしくお願いします。じゃあ早速だけど、物理学の研究について、どんな取り組みをしているか詳しく教えていただけますか?」

学生「はい、物理学では主に・・・」

という感じです。自分が話しやすい話題に持っていくためにも自己紹介は重要な役割を担います。

※例外として、面接官の手元に質問の書かれた紙が置いてあり、決められた質問を淡々としてくるタイプの面接もあります。こうなったらこの自己紹介の効力は発揮しませんが、簡潔に話していればマイナスになるわけではありません。どちらのタイプかわからない場合にも使えるやり方なので、ぜひ覚えてください。

ポイントその2:周りの就活生や面接の雰囲気から、適切に長さを調整する

これは意外と重要なポイントなので抑えておきましょう。2つのケースがあります。

ケース1:集団面接の場合

例えば集団面接であなたが4番目。あなた以外の3人が「名前と大学・学部名だけ」のシンプル自己紹介をしてきたとします。こういう場合はあなたも「名前と大学・学部名だけ」の自己紹介をして周りに合わせるほうがスムーズなので、オススメです。

「周りが大人しいときほど、アピールしたほうがいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、もちろんそれはYESですが、自己紹介ではNOです。アピールは自己紹介ではなく質問回答の時間にやるんです。特に集団面接は「限られた時間で多くの学生に面接する」という目的の選考なので、時間も質問内容も決まっていて、ダラダラ話したり一人だけに時間を使う状況は好まれません。少し我慢しましょう。

ケース2:「1分で自己紹介」など時間指定がある場合

面接では「じゃあ最初に1分で自己紹介してください」と時間指定してくるケースがあります。こうなるとさきほどご紹介した4段構成の自己紹介では長くても30秒くらいで終わってしまうので、対策が必要です。

対策は「3.頑張ったこと」に一言加える。これだけです。

 

「物理学専攻です。」→「物理学専攻です。大学3年の4月からは主に実習授業を通じて超電導技術の研究に取り組んでおり、卒研へ向けて活動していく予定です。」

「社会福祉サークルでの地域活動に取り組んでいます。」→「社会福祉サークルでの地域活動に取り組んでいます。障害者支援施設や老人ホームへの訪問や、学園祭にて子供向け企画の運営に携わってきました。」

無理に新しい内容をブチ込んだり、志望動機や企業への思いを無理やり入れようとするのはNGです。用意していない話をその場で話そうとすると失敗する可能性が高いですし、自己紹介は面接の一歩目ですから、ここで失敗すると面接全体に響いてきます。

あくまでも自己紹介なので、アピールしようとする必要はありません。目的はその後の質問の誘導です。その後の時間でその内容について質問されるように誘導し、しっかりと回答できるようにしましょう。

ポイントその3:されど自己紹介。しっかり練習する

たかが自己紹介ですが、されど自己紹介です。ここでカミカミで言葉が詰まってしまうようでは、その後の質問回答にも悪影響を及ぼしてしまうでしょう。そこでしっかりと練習して、スムーズに話せるようにしておきましょう。

練習方法のオススメは、ボイスレコーダーを使ったやり方です。スマートフォンのボイスレコーダー機能を使って自分が話した自己紹介を録音して、聞き返して改善、聞き返して改善、というのを何度も繰り返しましょう。iphoneの場合は「ボイスメモ」というアプリが標準搭載されています。

話すのが苦手な人は、ボイスレコーダーを使ってしっかり練習しましょう。何度も反復練習することが、本番で緊張しなくなるための最短ルートです。

まとめ:4段構成の自己紹介を作り、練習!

あなたは今日、鉄板の自己紹介を手に入れたので、もう迷うことはありません。

4段構成の自己紹介を今すぐ作り上げてボイスレコーダーを使って練習してみましょう。

あなたが本番で緊張せずスラスラ自己紹介を話し、質問誘導を成功させることを祈っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

新潟県出身。筑波大学で情報工学専攻。就活時には、徹底的なES・面接対策により大手企業4社内定。残業が少なく福利厚生の充実した大手企業で働きながら、就活アドバイザーとして学生向けの情報配信や、個別指導を実施し、成功者多数。徹底的な事前準備と確率論的なアプローチによって高い内定率を実現している。