リクルーター面接とは?通過するために必要な3つの事前準備

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リクルーター面接とは?

就活では、エントリーシートや面接、グループディスカッションといったような様々な選考スタイルがあるが、その中に「リクルーター面接」というものがある。

何気なく企業をエントリーしていると、その企業で働いている大学のOB・OGだという人から「会ってお話する時間はありますか?」とメールが来る。

いきなりメールが来てびっくりするかもしれないが、これが「リクルーター面接」への誘いだ。

「なんだ、OB・OGの方が就活のアドバイスをしてくれるのか。すごく後輩にやさしい先輩だな」なんて気軽に考えていては、絶対にいけない。なぜならこのリクルーター面接を突破しない限り、内定を獲得することはあり得ないからだ。

今回は、リクルーター面接がどんなものなのか、そしてあなたが行うべき準備について解説する。

1.リクルーター面接とは?

OB・OGから連絡をもらった学生が、喫茶店やカフェスペースなどで会って、1時間〜2時間ほど就活についての話をする、といったものである。

企業にプレエントリーした時点や、エントリーシートを提出した時点でメールが来るのが一般的である。

雰囲気は比較的和やかに行われ、OBからも「これは面接ではないし選考とも関係ないから、肩の力を抜いてリラックスして色々話しましょう」と言われることも多い。

一見すると、「ただのOB訪問か?」と勘違いしてしまうが、ここは一つ注意していただきたい。

OBも暇ではない。大事な仕事を抜け、スケジュールを組んでわざわざ学生と会うのである。

つまり企業側は、単なる学生との交流や情報交換のためにリクルーター面接をやっているわけではないということだ。多くの社員をこのリクルーター面接のために使って時間を割いていることには、きちんとした意味がある。

1−1.リクルーター面接も当然ながら、選考である

0次面接、と言うと分かりやすいかもしれない。要するに、これも選考の一つだということだ。簡単に言うと先ほど説明した「選考とは関係ない」というOBの言葉は、多くの場合は嘘である。

多くの学生にエントリーされるような人気企業の場合、学生の数を絞りに絞っていかないと、企業側も面接官の数が足らなくなるし、選考が非常に長引いてしまう。

学生の数を絞るためにエントリーシートの内容で絞ったり、企業によっては学歴フィルターをかけて絞りをかけたりするが、どうしても機械的なフィルタリングでは優秀な学生を誤って落としてしまう可能性もある。

それに、ほんとうの意味でのその学生の良さを引き出すためには、本番の面接のような空気が重い場面はあまり適さないとも言われている。

そこで、比較的和やかな雰囲気の中で学生一人一人と話をし、学生の良さを引き出した上で、フィルタリングをかけていくということだ。

れっきとした一つの選考である、ということは頭に入れておいていただきたい。

1−2.気を抜かず、本番の選考と全く同じ準備をする

上記の通り、リクルーター面接もれっきとした選考の一つである以上、一次面接や二次面接に呼ばれたのと同じような気持ちで、その企業に対する情報収集は行っておくべきである。服装は言わずもがな、スーツが無難だ。

企業によっては、喫茶店でコーヒーとお菓子をご馳走してくれて、「OBとして後輩の就活の手助けができないかと思っています」なんて優しい言葉をかけてくれる場合もある。(なお、ご馳走してくれたコーヒーとお菓子は会社から支給されるお金で支払われるため、自腹でのおごりではない。)表面的には嬉しくなるかもしれないが、気持ちまでゆるめてしまってはいけない。気持ちを引き締めておかないと、とんでもないことになる。

例えばリクルーター面接に呼ばれた企業が必ずしも第一志望ではない場合もあると思う。だが話しやすい雰囲気だからといって、「御社は正直いって第3希望くらいで考えていて、本命は◯◯なんですよね」なんてことを口走ってしまった日には、その発言がOBの手元のメモに書かれ、人事に報告され、あなたに対して良い評価はつかない。企業は当然ながら、本命視している学生の方を優先的に内定させたいと考えるからだ。

そうではなくて、「他の企業も含めてかなり企業研究を進めてきたのですが、やはり御社に勝てる企業はありません。単独第一志望です。」と言えた方が、あなたに対する評価はよほど高くなる。

これは一つのテクニックに過ぎない。当然その後される質問に答える必要はある。例えば、
「競合他社と比べたうちの強みはどこだと思う?」
「企業研究をした結果知れたうちのビジネスの特徴を教えて」
「今後うちの会社が発展していくために、あなたができることは何?」
と言った具合に質問をされるので、これらにうまく答えられるように準備は必要だ。

1−3.リクルーター面接が行われる業界

リクルーター面接が行われる業界は限られているため、一度もリクルーター面接を行わずに就活を終える学生も実は多い。しかし、特定の業界を志望していると、ほとんどの会社でリクルーター面接が行われるというケースもある。

以下の3つの業界では、リクルーター面接が頻繁に行われる。

1.金融(メガバンク、生命保険、信託銀行など)

2.建設(スーパーゼネコン各社など)

3.自動車・総合電機の一部メーカー

これらの業界をエントリーすると、OBからの連絡が来る可能性が非常に高いので、メールはこまめにチェックしておこう。

なお、リクルーター面接が行われる場合は、突破しない限り一次面接には進めない。その代わりに、一次面接に進むまでに学生の数が絞られているため、一次面接にさえ進んでしまえば内定が取れる確率はかなり高い。

ぜひ気合を入れて望もう。

 

2.リクルーター面接で聞かれる質問と、行っておくべき準備

喫茶店のイメージ

リクルーター面接では様々な質問をされ、目の前にいるOBが手元のメモにどんどんあなたの答えを記入していくことになる。

つまり、答えの一つ一つが、内定を獲得できるかどうかに繋がる評価になっているということだ。気を抜かず、丁寧に答えていくべきだということは言うまでもない。

どんなにざっくばらんな雰囲気だとしても、しっかりと入社意欲が伝わるように答えていこう。

2−1.リクルーター面接で聞かれる質問リスト

  • 自己紹介をしてください。
  • 志望動機を教えて下さい。
  • 志望している業界や、他に受けてる企業を教えて下さい。
  • 学生時代頑張ったことは何ですか?
  • アルバイトで特に力を入れたことは何ですか?
  • 弊社を知ったきっかけを教えて下さい。
  • 会社選びの軸は何ですか?
  • どんな仕事に携わりたいですか?
  • 強味と弱味を教えて下さい。
  • 強みは仕事でどう活かしますか?
  • 弱みを克服するためになにか行っていることはありますか?
  • 他に興味のある業界はありますか?
  • 最近興味のあるニュースや出来事について教えて下さい。
  • うちに入社できなかったら、どうしますか?

ざっと挙げてみるとこれくらいだが、他にも多くの種類質問を受けることになる。

気づいたかもしれないが、これらの質問はすべて、「面接でも聞かれる頻出質問」である。質問内容については、リクルーター面接も本番の面接も、特に違いはない。質問に違いがないからこそ、準備も同じように行っておくべきである。 

2−2.リクルーター面接の事前準備の方法

それでは、実際に行っておくべき事前準備の方法について解説していく。

1.企業の情報収集

まず第一に、その企業の情報収集がある。インターネット、新聞、本、雑誌、あらゆるメディアを使ってその企業の情報をくまなく収集しておこう。

情報収集に使えるメディアについては、こちらの記事でも解説しているので参考にしてほしい。

参考:就活内定者が「役に立った」と口を揃えた就活必携本5+1選

 

2.自己PRや学生時代頑張ったこと

リクルーター面接では、ざっくばらんな雰囲気であなたのことをどんどん深堀りされていく。どういう学生生活を送っているのか、サークルは何をやっていて、アルバイトは何をやっているのかなど、とにかく色んな角度から質問を受けることになる。

そこで、くだらない答えしかできなければもちろんマイナスイメージになる。

それぞれの質問に対して、具体的に頑張ったエピソードを語れるようにしておこう。

 

3.他に興味のある業界や企業

意外かもしれないが、これがリクルーター面接の肝だと個人的には思っている。

すごく気軽な感じで「他にどんな企業受けようと思ってる?」とリクルーターからほぼ間違いなく質問されることになる。だが、決して気軽に答えてはいけない。ここであなたがその企業を本当に志望しているのか、本質が見えてしまうからだ。

もちろん、第一志望であれば問題ない。「もちろん御社が第一志望で、他にはこんな企業を受けようと思っていますが、志望度としては御社が一番です。」と伝えればいい話だ。

問題は第一志望ではない場合。正直に「第一志望じゃない」と伝えてしまったら、そこで試合終了だ。リクルーターが持っていたあなたに対する興味は一気に消える。

受けている業界が多すぎるのも良くない。多ければ多いほど軸がぶれているような印象を受ける。軸がぶれているということは、その会社に対する入社意欲も固まっていない可能性が高い。

入社意欲が正しく伝わるよう、納得してもらえる答えを必ず用意しておこう。

 

以上の3つについては、最低限の事前準備をして、リクルーター面接に望もう。

質問を受けても、そこまで困ることはなくなるはずだ。

 

まとめ:本番の面接もリクルーター面接も、やるべきことは同じ

リクルーター面接には罠がたくさん潜んでいる。

「OBと喫茶店で会っておしゃべりをする」と聞くと、気が抜けてしまいがちだが、しっかりと準備をしないとあっさり落とされてしまい、本番の選考に進めない。

入念に情報収集をするのが面倒くさいと思うかもしれない。だが、どうせリクルーター面接が終わったら、本番の面接のために一生懸命準備をすることになる。早いか遅いかの差だ。

何を聞かれても答えられるよう、事前準備を怠らずに、後悔しないようにしていただきたい。

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