PRできるエピソード、あなたはいくつありますか?
大学1・2年生にも読んでほしい内容です。
まずはこちらのツイートから。
peingで来た質問に答えています。
まったくその通り。
この記事は読んだ?https://t.co/7AsOllXztC #peing #質問箱 https://t.co/XHgtOZ5kZk pic.twitter.com/XTnSJrwfmy— K (@syukatsu__k) 2018年2月23日
エントリーシートを書く機会が増えてくると、「自己PRってこんなに書くの?」ってくらい、ほぼすべての企業で出題されます。
その形は様々で、
「自己PRをお書きください」だったり
「あなたが学生時代に力を入れたことについてお書きください」だったり
「あなたの強みについてお書きください」だったり。
つまり、あなたが受ける企業がどんなビジネスをやっていようが関係なく、必ずあなた自身の過去の経験について書き、自分をPRしなければいけません。
え、大した学生生活を送っていないって?
それでも何か書いて企業に評価されない限り内定は一つも取れませんから、頑張って文章作らなきゃダメですよ。
自己PRは最低でも2つ、できれば3つ作っておこう。
これはトヨタ自動車関連の部品メーカーであるフタバ産業で2017卒就活の際に出題されたものです。
フタバ産業 2017卒
■Q1:学生時代に最も力を入れて取り組んだことを1つ上げ、
具体的にご記入ください。(300) ■Q2:【学業以外について】あなたが学生時代、サークル、
部活動等で、皆と協力して取り組んだことを1つ上げ、 具体的にご記入ください。(300) ■Q3:あなたの強みは何ですか。具体的にご記入ください。(
200)
明確に2つ書いた上で、あなたの強みまで書かなければいけない。
強みに関わるエピソードトークまですることを考えると、合計3つ自己PRが必要ともいえますね。
続いて世界屈指の複合機メーカー、リコーの2017卒でのES。
リコー 2017卒
■Q1:あなたが大学での授業や研究活動を通じて高めてきた、
自信を持って語れる”専門性”について教えてください。 ※ * 掲げていた【目標と成果】、取組みにおいて【こだわった( こだわっている)こと】 の二点は必ず盛り込んで入力してください。(300) ■Q2:この職種を希望する理由、
およびあなたがリコーに入って実現したいことを入力してください 。 ※ * ホームページでリコーウェイの理念を参照の上、記載すること( 300) ■Q3:その他自由記述欄 ※ * 大学生生活の中で、学業以外に力を入れた課外活動や取組み・
インターン経験・アピールポイントなど。(200)
Q2は志望動機なので関係ないですが、Q1とQ3で2つの自己PRを求められています。
※サボりぎみの学生諸君、このQ3は自由記述ですけど、アピールのためにもこういう自由記述はキチンと書きましょうね。
というわけで、なんで自己PRを2つも3つも作らなきゃいけないって、実際にESで2つも3つも出題されるんですよ。
で、こんなのESを見てから文章を作ってたら遅いんで、あらかじめ作っておいたほうが効率がいいわけです。
2つか?3つか? という議論があるとするなら、個人的には3つ作っておくべきだと思います。
4つ以上自己PR系の設問が出るESはほとんど見たことがないので、3つあればほぼ対応できます。
ですが、中には「どうしても自己PRのエピソードが無い」という学生もいるでしょう。
「ゼミは頑張ってやってきた。サークルも力入れてきた。けどバイトは長続きしなくてほとんどやってないし、他は大したことしてない」みたいな学生は多いです。
その場合は、学業と学業以外でテーマを2つ設定し、どちらかで書きやすい方を派生させて3つ目のテーマにするといいと思います。ゼミで1つ、サークルで2つ、みたいな感じで。
自己PRの作り方、もうまとめておいたから安心しな。
2つの記事を紹介しますが、どちらも本ブログでかなりアクセスを集めています。
まずはこの記事読みながら自分のエピソードに当てはめて作れば、2時間もあれば1つ完成します。
さあ頑張って作りましょう。
https://syukatsu-method.com/how_to_make_pr
その次はこの記事を読んで、文章をさらにブラッシュアップしてください。
就活で使える細かいテクニックって山のようにあるんですが、この記事でほぼ網羅してます。
https://syukatsu-method.com/how-to-write-sentences20
これであなたも自己PRに対する不安や悩みは大方解決するでしょう。
本質はテクニック論じゃないはずなんだ。
自己PRの本質は、やっぱり学生時代に本気で取り組んだガチのエピソードがあって、それを企業に伝えること。
学生と話してると「大学3年まで何もやってこなかった」みたいな学生が多くて、ぼくはそういう学生をテクニックで救うことはできるんだけど、本来はそうじゃない。
やるって決めた2・3個のことに、全力で取り組むってことですかね。学業はめっちゃ大事なので学部の授業はそのうちの1つ、残りは何でもいいけど「これでもか」と全力で取り組むこと。つまりは就活のネタ作り。 #peing #質問箱 https://t.co/RuIS8Duon6 pic.twitter.com/1crl3yFpwk
— K (@syukatsu__k) 2018年2月23日
大学1・2年生へ。
就活が始まる3年生の後半になるまでに、「わたしは大学に入って、これをやったぞ!」と自信を持ってアピールできるようなことを最低でも2つか3つはやっておくべきだと思います。あなたのやりたいこと、でいいです。せっかく大学入って時間も山のようにあるので、やりたいことをやりましょう。社会人になったら絶対にできないようなことを、ぜひ。
ぼくは大学生活のほとんどをバスケサークルの活動に使いましたが、「そんな大学生活で良かったのか・・・?」と少し後悔しています。周りの友達も似たような生活だったので、当時は少しも疑問に思ってなかったです。けど、毎週3回近くの体育館でバスケしてただけだし、やっぱりスケールがちっちゃいですよね。
今になって色々情報収集してると、学生の時からアグレッシブにいろんな活動していたという人が大勢いることが分かります。例えばバスケ関連でも、サークル同士の全国大会を主催することができたかもしれないし、大学バスケやプロバスケの取材とかして学生ライターになれたかもしれないし、大学バスケファンが見るコミュニティサイトを運営できたかもしれません。単純にやっておけばよかったし、それは就活を踏まえて考えればより一層そう思います。
なのでこれを見ている大学1・2年生は、ぜひ「やりきった」と思える大学生活を送ってほしいし、就活が始まる前までに成果としてアピールできるようなものを2・3個持っておければ、就活は安泰です。そうじゃないと、エピソードが無くて困っている今の就活生の先輩と同じように苦しむことになりますよ。
それでは。